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認知症・酒乱… 飲酒で記憶が飛ぶ人が抱えるリスク

  朝起きて『あれっ!俺お金払ったっけ?どうやって帰ってきたろう?』って酒呑みなら何度かありますよね。医学用語では『ブラックアウト』と言うそうです。
アルコールの脳内濃度が一定以上になると海馬の神経細胞がその働きを失い、記憶を脳の中で形成することができなくなった状態がブラックアウトだそうす。海馬は大変な状況になっているのに、脳内では空間的な認識を司る中枢部分や言語中枢は働いているため、普通に会話してたり、家に帰ったりできるそうです。
脳が酔う順序としては、
①理性をつかさどる新皮質の活動が低下し抑えられていた大脳辺縁系の活動が活発になる。(簡単に言うと、理性がなくなってエロくなる!?誰?)
②小脳まで麻痺すると運動失調状態(千鳥足)
③海馬の麻痺(ブラックアウト)
④呼吸中枢(延髄)麻痺⇒死
ブラックアウトは一歩手前ですね~桑原桑原(https://kotobank.jp/word/%E6%A1%91%E5%8E%9F-487541)
ブラックアウトを頻繁に起こしている人は、記憶力そのものが徐々に低下する可能性とアルコール性の認知症にも関係するらしいので、注意が必要だそうです。
※アルコールにはドーパミンの放出を促進する作用があるそうです。手軽に脳内快楽物質を得られるので依存してしまうんですね!
依存しない、アルコール性認知症にならないためには、飲酒以外に「脳の報酬」趣味、ジョギングや山登りで達成感を得る事をお勧めされてました^^

以下本文

日経Gooday

酒が入ると、性格が一変する「酒乱」。テンションが上がって宴会が盛り上がる「いい酒乱」もいる一方で、度を越して傍若無人な振る舞いをして大きな問題になるケースもある。酒乱を生む要因として、主に「遺伝的要因」と「環境的要因」があることは前編「原因は遺伝子?酒乱になる人とならない人、何が違う」で説明した。では、酒を飲むと、どうして酒乱と呼ばれる状態になるのだろうか。前編に引き続き、酒ジャーナリストの葉石かおりが帝京科学大学教授の眞先敏弘さんに話を聞く。

◇  ◇  ◇

酒を飲んだ途端、性格がガラリと変わり、テンションが急上昇して、きわどい発言を連発したりする「酒乱」。軽い酒乱なら、場が盛り上がって楽しくなることもあるだろうが、人によっては、目が座り、人格が変わったように傍若無人な振る舞いをするケースもある。

酒乱を生む要因として、主に遺伝子によるもの(酒乱遺伝子ADH1B*2を持っていて、下戸遺伝子ALDH2*2を持っていないタイプ)、そしてその人が置かれている環境があることは、前編「原因は遺伝子?酒乱になる人とならない人、何が違う」で紹介した。

後編では、酒を飲むと“酒乱的”な飲み方になるメカニズム、そして酒乱の人にありがちな「酒を飲むとその時の記憶が消える症状」との関係について、神経内科医で『酒乱になる人、ならない人』(新潮新書)の著者である帝京科学大学眞先さんに話を伺っていこう。

■酒を飲んだとき、酒乱の脳内はどうなっている?

■アルコールによる脳への影響はどの部分でも同じではない

前回、眞先さんは、「酒乱とはアルコールによって脳がまひした状態」と説明してくれた。ただし「まひする」といっても、実は、アルコールによる脳への影響はどの部分でも同じではなく、早い段階でまひしてしまう部分と、そうでないところがあり、その違いが酒乱を生むことにつながっているのだと眞先さんは話す。

「アルコールを飲むと、真っ先にまひするのが理性をつかさどる新皮質です。すると、新皮質によってコントロールされていた古い脳である大脳辺縁系のストッパーが外れ、抑制していた喜怒哀楽の感情がストレートに出てしまうのです」(眞先さん)

※先生の著書『酒乱になる人、ならない人」(新潮新書)とアルコール健康医学協会の「飲酒の基礎知識」を基に作成
 
 

なるほど、普段、私たちの脳は「新しい脳」によって、「古い脳」の暴走を抑制しているわけだが、いったんアルコールが体に入ると、いとも簡単に「新しい脳」は抑制力が落ちてしまうのだ。

これまで見てきた私の周囲の酒乱を思い出すと、女性の前で丸裸になったり、胸毛を燃やしたり、セクハラ大魔王になったりと、まさに「新しい脳」の機能が完全にストップし、原始的欲求が優勢な人ばかり…。これを聞いて納得しきりである。

■飲酒中の記憶が消える現象は、酒乱と関係がある?

酒乱と呼ばれる人、あるいはその可能性がある人にしばしば起こることがあるのが「ブラックアウト」である。いわゆる「酩酊(めいてい)して、記憶が消えてしまう」状態のことだ。個人的な経験でも、酒乱になる人とブラックアウトを起こす人はほぼ一致しているため、酒乱と関係があると思っているのだが、実際はどうなのだろうか。

「医学用語でブラックアウトは、酒を飲んだ際、ある時点から後の記憶が消えてしまうことを言います。例えば、泥酔した翌朝、『どうやって家に帰ってきたんだろう?』とか『飲み会のお金払ったっけ?』となることです」(眞先さん)

眞先さんは、酒乱とブラックアウトは密接に関係していると話す。そして「ブラックアウト」の経験の有無が、その人が「酒乱」の可能性があるかどうかを判断する大きな材料になるという。「酒を飲んだときに記憶が消えた経験がある人は、酒乱の素質があると考えていいでしょう」(眞先さん)

うわー…、ますますドキッ。最近こそないが、昔は家にどうやって帰ってきたか分からないことが度々あった。財布を見ると、しっかりタクシーの領収書が入っている。だが本人は全く覚えていないのだ。

「ブラックアウトはアルコールの血中濃度の急速な上昇と関係していることを示唆する研究報告があります。例えば空腹時に酒を飲んだり、アルコール度数の強い酒を一気に飲むとブラックアウトを起こしやすくなるのです。血中アルコール濃度が0.15%程度を超えると起こりやすくなると考えられます」(眞先さん)

血中アルコール濃度が0.15%を超えるというのは、図2にあるように、ビールなら中びん4~6本、日本酒なら4~6合程度飲んだ状態だ。これは一般に適量といわれる飲酒量の4倍以上だから、かなり飲んだ状態だ。

血中アルコール濃度の上がりやすさは、前回説明したように遺伝子も関係する。アルコール脱水素酵素のADH1B*2を持つ人は、飲酒後に血中アルコール濃度が急激に上がりやすい。特に、ADH1B*2を2つ持っている人はブラックアウトを起こしやすいということになる。

■ブラックアウトは海馬の障害が原因

では、血中のアルコール濃度が上がると、どういうメカニズムで記憶が飛ぶのだろうか。眞先さんはこう説明してくれた。

「ブラックアウトは、脳の中にある記憶を司る『海馬』との関わりが深いと推測されます。ブラックアウトの特徴は、本人には記憶がないのに、周囲から見ると普通に行動していると思われること。詳しいメカニズムは現在のところ分かっていませんが、一過性全健忘(丸一日程度の記憶がなくなる疾患)と症状が類似していることから、ブラックアウトは海馬の障害が原因ではないかと推測されます」(眞先さん)

「アルコールの脳内濃度が一定以上になると海馬の神経細胞がその働きを失うと考えられます。そして記憶を脳の中で形成することができなくなった状態がブラックアウトといえます。海馬は大変な状況になっているのに、脳内では空間的な認識を司る中枢部分や言語中枢は働いているため、普通に会話したり、家に帰ったりできるのです」(眞先さん)

ブラックアウトを経験した方であれば分かると思うが、本人には全く記憶がなく不安なのだが、周囲に聞くと「え、普通だったよ」と言われることが多い。「またやっちゃった~」と笑っていられるうちはいい。しかしブラックアウトを頻繁に起こすことによるリスクがあることも知っておいてほしいと、眞先さんは注意を促す。

前編の先生の説明では、酒乱を生む主たる要因の一つに遺伝子の違いがあり、それが血中のアルコール濃度の上がり方に影響するということだった。そして、血中アルコール濃度が一定値を超えてくると、酒乱と呼ばれる状態になる可能性が高まるという。

では、血中のアルコール濃度が上がったとき、私たちの体内(主には脳だと思われるが)では何が起こっているのだろうか。それが「ガラリと性格が変わったり、驚くような飲み方・振る舞いをする」こととどう関わっているのだろうか。

この疑問を眞先さんにぶつけると、こんな回答が返ってきた。「酒乱は、『新しい脳』と呼ばれる大脳新皮質と密接に関わっています」(眞先さん)

新しい脳? それは一体どういったものなのだろう?

「人間の大脳皮質は、新皮質、旧皮質、古皮質の3つに分けられています。『新しい脳』と呼ばれる新皮質は、最も新しく進化した大脳皮質で、理性をつかさどり、人間の高度な精神活動の源となっています。一方、旧皮質、古皮質は『大脳辺縁系』と呼ばれ、比較的古くから存在していた大脳皮質です。食欲、性欲といった原始的欲求と深いつながりがあると考えられており、大脳の深部にあります」(眞先さん)

「アルコールを慢性的に飲むことによって、海馬における記憶形成と保存のメカニズムを阻害するということが分かってきました。こうしたことから普段、ブラックアウトを頻繁に起こしている人は、記憶力そのものが徐々に低下する可能性があるといえます。またアルコール性の認知症にも関係してくるので、注意が必要です」(眞先さん)

■血中アルコール濃度が急激に上がらない飲み方を!

これを聞くと、ますます笑ってなんかいられない…。脳へのダメージを阻止するには、ブラックアウトを起こすような酒乱的な飲み方を変える。これしか改善策はない。

では、具体的にどうすればいいのだろうか。眞先さんにアドバイスしていただいた。眞先さんは、飲酒量を抑えると同時に、“飲み方”に注意してほしいと話す。

「ブラックアウトを防ぐには、血中のアルコール濃度が急激に上がらないような飲み方をすることが重要です。具体的には、飲む際には何かつまみを食べ、空腹で飲まないようにする。そして一気に飲むのではなく、ゆっくり飲む。さらに、飲酒の合間に水を飲むようにすることが大切です。酔うために飲むのではなく、ゆっくりと味わいながら飲むように心がけてください」(眞先さん)

「ブラックアウトを起こした経験のある人は、経験から酒量を割り出し、それを超えないように心がけましょう。当たり前のことですが、飲み過ぎは避けてください。酒好きの人にはなかなか難しいかもしれませんが、適量(純アルコール換算で20g)を守るのも大切です。また、飲むのは『自宅外』だけとしたり、仲間と飲むようにしたりするといいでしょう。周りの目があったほうが酒量をセーブしやすくなります」(眞先さん)

遺伝子的にも酒乱の可能性が高く、酒乱になった経験も数多くあると告白してくれた眞先さんも、「今日は酒乱になったらまずい」という日は、酒量を抑え、飲み方を変えて、酒乱にならないようにしているそうだ。つまり、酒乱になるかならないかは自分である程度コントロールできるわけだ。

私を含め、周囲にいる酒を生業とする“プロ”の多くは、ここに挙げた飲み方を実践している。プロの左党が集う飲み会となると、酒の隣に必ず水があるし、皆さんとにかくよく食べる。また外で飲む機会が多い分、自宅ではほとんど飲まない人も少なくない。酒を生業にしており、酒を愛しているからこそ、節度ある飲み方を実践して、周りに迷惑をかけないように心がけているのだ。

これらの飲み方は、連載でこれまで紹介してきた“体に優しい飲み方”そのものである。周りに迷惑をかけず、そして自分の脳への悪影響を防ぐためにも、日々実践しようと改めて心に誓った。

■アルコールに代わる「脳の報酬」を用意する

最後に、眞先さんは、まったく別の視点での酒乱対策を提案してくれた。それは、アルコールに代わる「脳の報酬」を用意することだという。これはいったいどういうことだろうか。

「アルコールにはドーパミンの放出を促進する作用があります。つまりアルコールは麻薬と同じように、人工的に快感という報酬を人間に与えてくれるのです。この快感こそが『脳の報酬』となるのです。酒乱の人は、もともとドーパミンの働きは十分にあるのに、日常のさまざまなストレスによって抑制されていることが多い。日常生活でドーパミンを放出できる報酬が少ないので、簡単にドーパミンを放出できるアルコールに手が伸び、酒乱になっていくと考えられます」(眞先さん)

「そこでぜひお勧めしたいのは、『脳の報酬』となる要因をアルコール以外に求めることです」と眞先さんは話す。仕事で「脳の報酬」が得られない場合、例えば、趣味で得ればいい。ジョギングや山登りで達成感を得るといったことだ。

これは私自身の体験でもよく理解できる。数年前からジョギングや自宅での筋トレを始めてから酒量が減り、ブラックアウトを起こすことがほぼなくなったのだ。個人的にもぜひともお勧めしたい。

また、眞先さんは「環境を変えることも改善の一つ」だと話す。前編「原因は遺伝子?酒乱になる人とならない人、何が違う」でも紹介したように、その人が置かれた環境も酒乱を生む要因だ。

「周りから『酒乱では?』と指摘されている人、あるいは過去にブラックアウトを起こした経験がある人は、環境を変えることも検討してみてください。特に職場でストレス漬けの日々を送っている人です。簡単なことではありませんが、場合によっては、転職まで踏み込むなどの『根本的な環境改善』を選択肢に入れることも検討してはどうでしょうか」(眞先さん)

◇  ◇  ◇

酒乱というと、飲み会を盛り上げてくれる楽しい存在、はたまた、飲み会で周りに迷惑をかけるちょっと困った存在。そのくらいが一般的な認識だろう。しかし、酒乱といわれる飲み方は、長期的な脳の記憶力低下につながるとなると放置しておくわけにはいかない。そして、酒乱がひどくなると、社会的地位を失う可能性すらあるとなればなおさらだ。

生まれつきの「遺伝子の組み合わせ」を変えることはできないが、飲み方や環境は変えることができる。この記事を読んで、「自分は酒乱の可能性がある…」と思った方は、今後、後悔をしないためにも、今こそ飲み方を見直してみよう。

(エッセイスト・酒ジャーナリスト 葉石かおり、図版 増田真一)

眞先敏弘さん
帝京科学大学医療科学部医学教育センター教授。1985年東京大学医学部医学科卒業。同大学医学部神経内科、国立精神・神経センター神経研究所、虎の門病院、防衛医科大学校などを経て、2000年、国立療養所久里浜病院 神経内科医長。ロックフェラー大学細菌病態・免疫学教室Research Associate、エディンバラ大学神経再生センターSenior Postdoctoral Fellowを経て現職。

[日経Gooday2018年8月3日付記事を再構成]

記事はこちら⇒https://style.nikkei.com/article/DGXMZO34216060W8A810C1000000?channel=DF140920160927&n_cid=DSPRM1489&fbclid=IwAR1eOMq7OSdN71kpO6j-B-Nt97F5ZTgMuyqVifEnQ5cnR5vIvKBGLXSS-c0

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